たけいち音楽教室ピアノ講師の橋本ひな子です。
今日も雨ですね☔
今日くらいの穏やかな雨だと風情があっていいな~と思いながら、レッスンから帰宅していました😊
そういえば昨年の発表会の日の夕方はゲリラ豪雨でしたね😭
私はあと5分で家…というところで豪雨にあい、傘は持っていたものの
頂いたプレゼントや舞台で着ていたドレスを庇いながら歩いたので、結局全身ぐっしょりになった思い出です…😂
♪♪♪
さて、今日は雨にちなんで
今まで私が弾いたことがある、タイトルに「雨」が含まれるピアノ曲を紹介します🎹
降り注ぎすぐに形を変える雨(水)と、減衰していくピアノの音色の相性が良いのか
雨や水を題材にしたピアノ曲は結構あります。
🎶ショパン作曲 前奏曲Op.28-15『雨だれ』
「ピアノの詩人」ショパンが書いた24曲の前奏曲のひとつです。
雨だれの名はショパン自身が名づけたのではありませんが、曲中ずーっとポツリポツリと弾き続ける音符が
等間隔で滴り落ちる雨だれのように聞こえます。
雨の情景を描きつつ、むしろその雨を見ながら何かを思い起こしているような物語が感じられる曲です💭
ちなみにピアニストのコルトーはこの曲に「しかれども、死はそこに蔭のごとく」と名づけています…!
🎶ギロック作曲 『雨の日の噴水』
水の表現があるピアノ曲は難易度の高いものが多いですが、ギロックは手の小さな子どもでも弾けるようにこんな素敵な曲を残してくれています✨
左右それぞれの手で雨の表現、噴水の表現という2種類の水の動きが感じられ
音数やテンポ、強弱、音域の広がり等で水の動きの変化が現れます。
技巧的に難しくしすぎず、これだけ豊かに表現できるよう作曲できるギロックはやっぱりすごいですね。
昨年の発表会でこの曲を弾いた生徒さんがおられたので、指導のため何度も自分でも弾いてみて色々考えた思い出の曲です😌
🎶ドビュッシー作曲 版画より『雨の庭』
これは穏やかな雨というより、夏の通り雨のような曲だと私は感じています。
降り始めた空を見上げて黒い雨雲が迫ってきたり、反対に地面の水たまりを見て雨水跳ね返していたり、途中に雨宿りしている子どもの歌声が聴こえたり、最後はあっという間に晴れた空が広がりむせるような熱気と湿気が立ち上ったり…。
いろいろ思い耽るショパンの雨だれとは対照的に、庭から見て聞いて感じた雨の様子を忠実に描いた、色鮮やかな曲だと思います。
以上3曲、ぜひ雨の日に聴いてみてくださいね🎼
♪♪♪
今日の写真は最近きれいな手の形で弾けるようになってきた生徒さんです☺️
まだちょっと不安定なので、この調子で続けていきましょう!
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